パンの成型

20084月29日()AM

成型
発酵終了です。1個1000gの生地を石窯用と電気オーブン用に2〜4個作ります。 誰のパンか分かるように目印パン生地で作ってパンの底にくっ付けます。 基本の成型を講師の先生に教えてもらいます。 こうやって、こうやって作ってくださいって感じで教えてるところなのだ!
←さて、この人は誰のだんなさまでしょうか?
答えは・・・どこかに〜!
真剣な眼差しで作ってます。 一生懸命です。 帽子の彼は、パン作り実は2回目の初心者なのです(笑)でも、とっても上手でした。  


ヒューゲルの石窯は2007年に作りました

ヒューゲルは、2007年にオープンしたパン屋さんですが、お店のオープンに合わせて中川さんが自分で設計した石窯を10日間で作り上げたそうです。
作り慣れているだけあって実に早いです。
お店の作業場の左ドアを開けると石窯の部屋があります。
この部屋の中央に所狭しと鎮座しているのが石窯なんです。
正面から見た大きさは横160cm、縦145cmの大きさになります。
下の土台部分はコンクリートの表面にレンガを張り付けています。
上の石窯部分は600個の耐火レンガと耐火コンクリートで組み上げられています。
費用は全部で12万円(耐火レンガ代8万円)でできたそうです。
と言っても石窯の蓋などは加治屋さんに作ってもらったのですが、代金は出世払いらしいです(^^ゞ
石窯の上部には煙突まで煙を強制排泄する換気扇が取り付けてありました。
石窯といってもいろいろな種類がありますが、ヒューゲルの石窯は紀元前2000年頃から使われている物と同じで最も原始的なタイプです。
薪を燃やして内部のレンガに蓄熱させ濡れたモップで窯底を掃除し、適度な温度に調整してから輻射熱でパンを焼くというものです。
薪を燃やす窯とパンを焼く窯が同じなので、燃やす木の香りがパンに移りとても香りが良くなります。


石窯への火入れ 

石窯への火入れ
いよいよ石窯に火を入れます。これから1時間30分薪を燃やして内部が500℃になるまで温めます。 前日から石窯の中に薪を入れておき完全に乾燥させておきます。
石窯についてレクチャー中!!
窯の入り口付近に薪を♯に組みます。薪の太さの選び方や木の種類などを教えて頂きました。 順番に皆で薪を組んでいきます。
中央に新聞紙を1枚入れマッチで火を付けるといとも簡単に燃え上がります。 火のついた薪を窯の左奥へ押し込みます。 窯の入り口付近にもう1個薪を♯に組み火を付けます。 今度は窯の右奥に押し込みます。
乾燥した薪は、怖いくらいよく燃えるんです。ビックリ!!!
石窯について熱く語っています。
熱い思いが伝わってきます。
石窯の中で火力がどんどん上がってきます。凄い煙も出てきます。 火力が最高に燃え上がった状態です。 炎がメラメラとっても綺麗なんです。
凄い煙が煙突からモクモク出てきます。周りにいっぱい家が立ったら苦情が来そうな勢いです。 薪が燃え尽き炭になり火力が安定してきました。 鉄棒で崩します。 新しい薪を投げ込み温度を上げていきます。
   
燃えている薪を石窯の右奥に押し込んでいるところのムービーです メラメラと燃える炎のムービーです    

さっき食べたのがお昼ご飯だろうと思っていたら、今度は本格的なお昼ご飯が準備されました。
サラダにウィンナーにパンにジュースなどいっぱい!
どれも美味しくて幸せ幸せ〜♪ 話も弾み楽しいお食事タイムです。

お昼ご飯
 
レーズン入りカンパーニュとライ麦のプチ・パンです。食パンもあったよ。食パン絶品! 美味しそう〜〜〜♪
でも、ちょっとラスクを食べすぎました。
ちらりと見える赤葡萄のジュース。
これが美味しいんです。
さすが長野!
 
満腹です〜〜〜。
「そろそろ始めますよ〜」
あっ・・・講習中だった(^^ゞ
 
スープにサラダにウィンナー。
奥様のセンスが光る素敵なランチ。
こんなことならさっき欲張るんじゃなかったな〜(@_@;)
ここはヒューゲルのイート・インスペースです。講習のことをしばし忘れてくつろぎタイム。